金属アレルギー対応のステンレスジュエリーは、本当に安全？？？

ステンレスとサージカルステンレスの違いは？？？

お洒落なステンレスアクセサリーが欲しい！！！

 

さっそく深堀していきましょう。

 

 

 

金属アレルギーとは？

 

金属かぶれ

特定の金属に触れる事による皮膚のかぶれ。

汗をかく事により起こる事が殆どなので、夏の発症リスクが高いです。

 

 

原因

「感作（かんさ）」と言い、金属が汗などの体液で溶け体内に吸収され異物と記憶されます。

その記憶された金属を体が再び感知した時にアレルギー反応を起こします。これを「誘発（ゆうはつ）」と言います。

アクセサリーやバックルなどの金属製の物が体に触れている時に汗をかくと「感作（かんさ）」を起こす場合があります。

 

 

アレルギーを起こしやすい金属

前述した通り、発汗により誘発することが多いので汗に溶けやすい金属ほどアレルギーの原因になりやすいです。

「三大原因金属」

1.　ニッケル

2.　コバルト

3.　クロム

以上の三つの金属を避ける事により、金属アレルギーをある程度回避できますが人にっよてどの金属にアレルギー反応があるかは様々ですので気になる方は医療機関でパッチテストを受けましょう。

 

 

ステンレス・サージカルステンレス

 

ステンレス

Stainless（ステンレス）とはStain（汚れ）Less（少ない）という意味の金属で、鉄（シルバー）の弱点である錆びを無くすよう改良され作られた金属です。

硬度がとても高いため、頑丈で壊れにくいですが加工が難しいことが特徴です。

ですが、今は技術の進歩により細かな加工も可能になっているのでアクセサリーの分野にも浸透してきています。

壊れにくく、錆びにくい。日常的に着用するアクセサリーがステンレス製だったら安心ですね。

 

 

サージカルステンレス

最近、金属アレルギー対応のアクセサリーでよく目にするサージカルステンレス。

ステンレスとは何が違うのでしょうか？

 

サージカル（医療用）のステンレスとして医療器具（メスやハサミなど）として使用されている金属なのですが、実際にJIS規格にサージカルステンレスという項目はありません。

ですが、一般的にはニッケルの含有量が少ない物をサージカルステンレスとして使用しています。

SUS316L、SUS316LVMなどがサージカルステンレスとして使用されているものの一部で耐食性がとても高いです。

 

 

結論

ステンレスアクセサリーは金属アレルギー対応なのでしょうか？

答えは、「対応はしているけれど、完全ではない」です。

汗で酸化しにくく、ニッケルの含有量も少ないサージカルステンレスでもアレルギー反応が出る方はいます。

同じ方でも、その日の体調によって変わってくるかも知れません。

 

個人的にはとてもありがたい金属だと思っています。

ステンレス製のピアスを常時着けて生活をしているのですが、アレルギー反応が出たことはないです。そのままお風呂にも入っています。

同じ事を他の金属でやった時は、肌が赤くなったりしたので違いを体感しました。

もちろん個人的な事なので、心配な方は前述した通りパッチテストを受けて見て下さい。

 

 

KOCEAのステンレスジュエリー

 

KOCEAのステンレスアクセサリーで使用しているチェーンは先ほど紹介したSUS316Lのサージカルステンレスを使用しています。

チェーンは首元に常に触れており、一番肌に接している部分ですので少しでも安心できる素材をと思い選択しました。