『あやしい探検隊　北海道物乞い旅』

 

著者：椎名誠

 

出版：角川書店

 

 

感想のようなもの

 

「あやしい探検隊」という名前が良いです。

 

椎名誠率いる、”あやしい”奴らが北海道を1週間かけて物乞いしながら回るというタイトルのまんまのノンフィクション。

 

大人が真剣に遊ぶ姿を目の当たりにできる本です。

 

総勢８人ぐらいで旅をする。

 

新宿で集合し、車三台で茨城県の大洗まで。そこからフェリーに乗って北海道の苫小牧に行く。

 

この旅に招集されたメンバーが面白い（椎名誠の解釈がさらに面白くしている）。

 

強大な酒飲みのリーダー西川、家計簿担当の海仁、大食いのヒロシ、ドレイの竹田（もちろん冗談）、ルノアール亜季子などなどだ。

 

こういう例えはあまり良く無いかもしれなが、特殊能力を持ったヒーロー物の映画のようなワクワクがある。

 

もし興味があれば、ぜひ読んでみて下さい。

 

あやしい探検隊　北海道物乞い旅

椎名誠 / 著