「株を始める！」と決意したものの、具体的に何をすればいいの？と思っている方は多いのでは無いでしょうか？

実際に「株始めたいんだけど、どうやって買うの？」と複数の友人から相談されました経験があります。

 

確かに具体的な話は意外と本にも載っていないかもしれない。

 

「口座開設したけど、どこのページから買うの？」

 

「買い付け注文って何？」

 

「米株はドルで買うの？」

 

などなど、、、。

 

今回は、株式投資をこれから始める方を対象に順を追って説明していきたいと思います。

この記事を読み終わる頃には、あなたも自分の力で株を買うことが出来ているはず！

株を買うプロセスを疑似体験できる様な構成にしていますので、実際に買っているつもりで読んでみて下さい。

 

今回はSBI証券で株を買う想定で進めていきますが基本的に他の証券会社でも違いはあまりないと思います。ページの作りやレイアウトが違う程度だと思います。（違ったらスミマセン！）

 

口座を開設しよう

 

 

先づ初めにやる事は、「証券口座を開設する」です。

 

証券会社を通して株の売買を行います。

その証券会社を選ぶところから、株式投資は始まります。

 

証券会社を選ぶポイントは人それぞれですが、

・どの株に強いか（日本株に特化しているのか、米株や他の海外株を扱っている数か多いか）

 

・手数料はいくらか

 

・Tポイント（SBI証券）やPontaポイント（auカブコム証券）など自分が普段使っているポイント制度と合っているか

 

などです。

 

今回はSBI証券を利用するので、SBI証券のホームページに行き「無料で口座開設」をクリックします。

 

 

上のような画面が出てきますので、メールを送信して口座開設を進めていきます。

 

 

Yahooファイナンスでネット証券ランキングを発表していますので、証券会社選びの参考にしてみて下さい。

https://finance.yahoo.co.jp/brokers-hikaku/article/ranking.html?channel=ad&srv=g_01search&query=q_2_81&gclid=Cj0KCQiAjc2QBhDgARIsAMc3SqSecjL8wKpVbog2i30zKAB4BCWQORP0h7lLsjj62KjC2RKBF4BZHlkaApZiEALw_wcB

 

 

証券口座に入金しよう

 

 

口座開設が完了したら、証券口座に入金をします。

 

口座に入金したお金で株を買うのです。

 

ココをクリックして入金をしていきます。

入金方法は銀行口座からの振り込みです。

ネット銀行を使用している方は、ネット上で振り込みが出来ます。

 

 

入金が完了したらココに買付余力が反映されます。

（他の証券会社ではホームページの作りが違うと思うので、表示がどこになるかは分かりません）

 

 

入金が反映されたら準備完了です！さっそく株を買っていきましょー。

 

 

何に投資する？

 

株を買うといっても何百、何千とある中からどうやって選ぶの？

 

口座を開設して知るのが、「株以外にいっぱいある！！！」です。

 

FX、投資信託、債券、先物、金銀プラチナなどなど、、、。

 

株だけでも国内株や海外株。しかもその中にも種類がいっぱい！！！（汗）

 

 

ここで大切なのは、「よくわからない物には手を出さない」です。

 

興味があるものはきちんと調べて、リスクを把握した上で投資する。

 

これに限ります。

 

 

銘柄選び

 

 

今回はFXや投資信託などは置いておいて、株の購入方法、銘柄選びのポイントを紹介します。

 

「銘柄」とは市場で取引される有価証券のことで、株式の場合その企業名を指します。

 

「銘柄選び」とは、どの企業に投資をするかを決める作業です。

 

銘柄選びのポイントは投資スタイルによって変わってきますので、コレ！っていう正解はありません。

例えば短期、中期、長期と投資期間の違いによっても変わります。

 

一つの方法として、分散投資というやり方があります。

これは景気の流れを利用した投資手法で、とてもポピュラーです。

 

景気は循環する性質があります。

 

回復→好況→後退→不況→回復　と繰り返します。

 

それぞれのフェーズで、どの業種の株が値上がりしやすいかが変わります。

 

例えば、、、

 

回復：ハイテク、金融

 

好況：資本財、一般消費、サービス、素材

 

後退：エネルギー

 

不況：生活必需品、ヘルスケア、通信、公益。

 

景気が回復しているときは、ハイテク株や金融株が値上がりする傾向があります。そして、好況、後退、不況とそれぞれに連動する業種があります。

 

業種別に分散投資をする目的は、リスクを分散させることです。

一つの銘柄が下がっている時に他の銘柄は上がっているという状態を作ることでリスクを減らせるからです。

例えば毎月積み立てて購入する場合、その時下がっている銘柄を購入し、景気が循環してその銘柄が上がってきたら他の業種で値下がりしている銘柄を買い足すという方法が取れます。

 

絶対にこの循環で経済が回る訳という保証はありませんが、リスク回避の一つの方法として利用するのはアリですね。

「コロナショック」や「ウクライナ問題」などの有事の場合はイレギュラーな動きをするので

注意が必要です。

 

注文を出そう

 

 

購入する銘柄が決まったら、証券コードやキーワードをココに入れて検索しましょう。

 

 

「証券コード」というのは、個別銘柄を数字で表したものです（米株はアルファベット）。

例えば、トヨタなら（7203）。

 

では実際に買っていきましょう。

 

せっかくなのでトヨタ自動車（7203）の株を買いましょう。

証券コードで検索したら、その銘柄のトップページに行きます。

現物買を選びます。

 

次のページで

・株数（何株買うか）（日本株の最低取引単位は100です）

・指値（いくらで注文を出すか）

・期間（注文を出す期間）

・預かり区分（わからない場合は特定預かりをオススメします）

 

以上を入力し、注文確認画面に移ります。

注文を確定した後は、購入が完了するのを待つだけです。

（設定した期間中に株価が指値になった時点で購入が完了します。期間中に指値に届かない場合、注文は取り消されますので買えない可能性もあります）（絶対にその期間で買いたい場合は「成行」を選択しましょう）。

 

 

買うタイミングを決めよう

 

 

株は一回買ってはい終わり、にするのは勿体ない。

 

株を買った後、株価が下がる場合があります（大いにあります）。

 

このリスクを減らすために、株を購入するタイミングを分散させましょう。

 

予算が100万円あるとします。

一つの株を100万円分一回で買った場合、その株が下落した際に身動きが取れなくなります。

値下がりした株を、「いつか値上がりするだろう」とじっと待っている事を「塩漬け」と表現します。いい状態ではないですよね？精神的にも参ります。

 

このリスクを減らすために、100万円を例えば10回に分散して投資します。10ヶ月かけて、毎月10万円分の株を買い増します。

仮に購入した後に値下がりしたとしても、次の月にまた10万円分買い増すので同じ10万円で先月よりも多くの株を購入することが出来ます。

 

逆に株が値上がりすることもあります。

この場合、100万円を投資していた方が利益は大きいです。

ですがその分リスクも大きいという事です。

 

どちらを選択するかは人それぞれですし、その人の性格や投資の目的によっても変わります。

何の為に投資をするのか、その目的をハッキリさせると自分に合った投資手法も見えてきます。

 

投資の基本的な考え方として、「お金に余裕を持ってやりましょう」というのがあります。

 

無理して投資をするのは失敗した時に大変です。投資は、リスクが付き物です！

ですから、リスクをどうやって減らすかを考えるのです。

 

500円でも1000円でも良いので自分に合った、続けられる金額で始めるのをオススメします。

投資に回す金額をあらかじめ決めておき、機械的に投資をすることが続けるコツです。

初めから無い物として想定しておけば、意外とやりくり出来るものです。

 

投資は、継続すればするほど複利の力で効果が発揮されます。

継続は力なり！です。

 

皆さんの生活が豊かになるような手助けができたら幸いです。