「個人投資家は儲からない」のワケ

rodeo bull cowboy

 

株式投資で儲けられる人はいません。

正確に言うと、「株で儲かっている人は殆どいない」です。

 

投資で絶対に負けない方法は存在していません。

なぜかというと、もし存在していたら誰もが大金持ちになっているからです。

 

もし「絶対に負けない株式投資」などというタイトルの本が売っていたら直ちに棚に戻して下さい。

 

一方、株で「成功する人」と「失敗する人」はいます。

この二種類のグループには決定的に違うものがあります。

 

投資において一番大事なポイントをお話しします。

 

投資を始める前に

 

grizzly bear

 

株式投資を始める際に先づ何をしますか?

 

ほとんどの人は株の基礎知識を付けるため、本を買ったり、ネットで調べたり、株をやっている友人に話を聞いたりすると思います。

 

「株式投資の始め方」の様な本には証券口座を開くなどの具体的な情報から、チャートの見方、そして「塩漬け」、「損切り」、「ロウソクチャート」などの株式用語の説明などが載っています。

 

勿論そのような基礎知識を付けるのは良い事です。

 

ですが、小手先の知識だけではプロに敵うはずがありません。

 

みなさんは個人投資家です。

 

プロの投資家はそもそも投資の規模や方法、目的が違います。

 

個人投資家としての戦い方があります。

 

第一に、投資を始める上で大事なのは投資の目的をはっきりさせる事です。

 

車が欲しい、家が欲しい、将来の教育費、老後の蓄え、預金を運用したい。

 

目的をはっきりさせなければ投資の方法が定まりませんし、結果が違ってきます。

 

何となくで家を出る人がいないのと一緒で、「新宿」に行くという目的を持って出発しなければいつまで経っても「新宿」には辿り着けません。

 

一時間後に「新宿」に着きたいのか、今日中には着いておきたいのかで移動手段や出発時間が異なります。

 

目的をハッキリさせると、株式投資をしないという方法に辿り着く可能性も十分にありえます。

 

先ずは目的をハッキリさせましょう。

 

とっても大事、でも誰も教えてくれないポイント

 

man suit investor

 

投資投機この二つの言葉を理解して、常に意識すること。

 

投資の神様と呼ばれているウォーレンバフェットの師匠であり恩師のベンジャミングレアムが彼の著書「証券分析」で投資と投機の正確な定義を試みている。

 

投資とは詳細な分析に基付いたものであり、元本の安全性を守りつつ、かつ適正な収益を得る様な行動を指す。そしてこの条件を満たさない売買を、投機的行動であるという。

 

簡単にいうと、その投資に根拠があるかどうか。

根拠がない投資はギャンブルであり、必ず失敗するという事。

 

根拠とはどういうことか?

これを理解するために先づ、株式市場の構造を会社側からの目線でシンプルに説明する。

 

 

会社は成長するためにお金を集めたい。

株券を発行してみんなに買ってもらう。

会社は株券で得たお金で事業を拡大する。

会社は成長して、利益をふやす。

会社が成長すると株券の価値が上がる。

 

 

かなり簡略化したものだが、基本的にはこの流れを理解してもらったら大丈夫。

 

投資における根拠とはつまり、会社の利益だ。

 

株式投資をする上で一番大事なポイント、銘柄選び

9割の作業はここに集約されていると言っても過言ではない。

 

個別銘柄ではなく投資信託にお金を預けるとしても、その投資信託の内容や成績、投資信託を扱っている会社の業績や方針などを調べる事はとっても重要だ。

 

投資手法は腐るほどあるし、その殆どが流行り物で次の瞬間には使い物にならなくなっている。

その証拠に投資に関する書籍は絶えず、そしてその本を買った殆どの人が失敗している。

失敗するから、次の本が売れる。その繰り返しだ。

 

なぜ失敗するのか。

 

投資と投機の区別がついていないからだ。

 

会社を見るのではなく、株式市場に目を向けているからだ。

 

個別銘柄を選ぶ方法についてはまた別の機会に説明する。

長期的に利益を出しているか?配当金を出しているか?など様々な要素がある。

 

投資と投機を区別すること。これがとっても大事で、あまり教えてくれないポイントだ。

 

まとめ

 

plant nature forest

 

タイトルにある「個人投資家は儲からない」は、「殆どの個人投資家は儲かっていない」に置き換えることができる。

 

「殆どの個人投資家」は重要なポイントをスキップして、株のイメージで投資を始めているからだ。

 

試しに、株で成功する人と失敗する人の思考法を二つにわけてみました。どちらの考え方が成功するでしょう?

 

A:「一年で1万円を100万円に増やす」

B:「一年で100万円を101万円に増やす」

 

理想はAですよね?こんな上手い話があったらみんな飛び付きます。

だから失敗するんです。

Aはギャンブル的にお金を増やそうと考えています。

Bは一年で「100万円を101万円」に増やすので年利1%です。

「100万円が101万円に」という金額の問題ではなく年利1%という価値を理解しているかどうかです。

 

日本の大手銀行の定期預金の金利は2022年2月時点で、0.002%です。

 

これと比べると見え方が変わってきますよね。

 

投資で儲かっている人の話を聞くと、「自分も儲けたい」とか「チャンスを逃したくない」などと考えます。

ですが、一回の儲けの裏には百回の失敗が隠されていることが殆どです。自分が失敗した話など誰もしませんし、書籍などの出版ビジネスにおいては尚更です。

 

 

1. 人と比べるのではなく、自分の目標、目的をハッキリさせる。

 

2. そして、ギャンブルにならない様にしっかりと銘柄や投資信託について調べる。

 

 

投資は企業を応援する行為です。応援したくなるような企業を探して、成長を見守る。

 

小手先の投資手法を用いるよりも、長期的にみて根拠のある投資が一番の成功への道です。

 

「個人投資家は儲からない」を「個人投資家だから儲かる」に変える方法はあるのです。

ジュエリー&アパレルブランド【kocea コーシャ】

kocea

「豊かさを身につける」をコンセプトに、天然石やウッドビーズを使用したブレスレット・金属アレルギーの方でも付けられるステンレスのネックレスなどのアクセサリー、グラフィックデザインを活かしたTシャツやAirPodsケースなどのアパレルグッズを販売しております。ご自身へのご褒美はもちろんご友人へのプレゼントにもおすすめです。

屋号 kocea コーシャ
代表者名 金 滉眞
住所 〒215-0003
神奈川県川崎市麻生区高石5-23-7-3
定休日 不定休
E-mail info@kocea24.com
お問い合わせ メールにてお問い合わせください。

コメントは受け付けていません。

特集